ケビン・アサノ師範
Sensei Kevin Asano
塾監
米国柔道連盟8段
ケビン・アサノ先生はハワイ州ホノルル市で生まれましたが、沖縄でツルオ・フクシマ先生の下で7歳の少年として柔道のキャリアを始めました。ハワイに戻った後は、パールシティ本願寺柔道クラブ、その後リーワード柔道クラブで柔道を練習しました。パールシティ高校卒業後、神奈川県の東海大学の柔道部で2年間修行を積み、米国に戻ると、サンノゼ州立大学柔道部でトレーニングを受けました。
主な業績としては、中学、高校、大学生、全米オープンチャンピオン、そして1987年の世界選手権での銅メダルの獲得が含まれます。 18年間のトレーニングの後、アサノ師範は1988年のソウルオリンピックで銀メダルを獲得しました。また米国柔道連盟殿堂入り、ハワイスポーツ殿堂入り、サンノゼ州立大学スポーツ殿堂入りを果たしています。 2019年には、スポーツを通じて日米(ハワイ)の相互理解と友情を促進した功績が認められ、日本政府の外務大臣表彰を受賞しました。
アサノ先生はまた、ハワイ柔道 Inc.および米国柔道連盟の元会長でもあります。現在はウェルスマネジメント会社の経営パートナーであり、青少年が自分の生き甲斐を発見しながら人生を変えて行く手助けを目的とするNPOパーソナル・トランスフォーメーション・インターナショナル (Personal Transformation International) の共同創設者です。彼は演説家でもあり、オリンピックで銀メダルを獲得するまでの修行の道のりを描いた本『Step onto the Mat』の著者です。
スティーブン・アルファベット師範
Sensei Steven Alphabet
主任柔道教師
USA JUDO5段
スティーブン・アルファベット先生は元々ジョージア州出身ですが、現在はハワイを住まいと呼んでいます。彼は柔道と柔術の練習、指導に40年以上の経験があり、人生のあらゆる面で成功するための青少年教育に熱意を持っています。
アルファベット先生は、1980年にアトランタ市のブラックベルト・スクール・オブ柔道でブルース・トゥープス先生の下で柔道を始め、現在はUSA JUDO5段です。彼は、USA JUDO 認定の国内柔道審判、また国際柔道コーチであると共に、ハワイ州教育省認定の教師でもあり、20年以上、一般教育、STEM(科学、技術、工学、数学)、および特別支援教育に携わって来ました。
1993年に、NPO柔道ザ・アルチメート・チャレンジ(Judo the Ultimate Challnge, Inc.)を設立しました。 JTUCは、青少年の知的、社会的、倫理的、身体的発達のプラスになる高質なプログラムと経験を提供することを目的とし、そのプログラムには、Ultimate Challenge Afterschool Judo Program、Youth Exploring Science(YES)、Youth Career Initiative(YCI)、Today Not Tomorrow(TNT Fit)、Cognitive Awareness Training(CAT)、Walk It Out / Talk It Outなどがあります。アルファベット師範は、柔道においても人生においても成功の基盤となるABC柔道カリキュラムの考案者でもあります。
アルファベット先生はジョージア州に心龍(ココロタツ)武道&フィットネスを設立し、地元、国内、国際的なチャンピオンを育成しました。 1996年に彼はアトランタオリンピックとパラリンピックの柔道競技マネージャーでした。また、柔道の基本動作に基づいた、楽しく、活気に満ち、やりがいのある体力プログラムであるJudociseの考案者でもあります。
ジーナ・サリバン コーチ
Coach Gina Sullivan
柔道プログラム総監督
オープンマット監督
米国柔道連盟4段
ジーナ・サリバン コーチは1988年、8歳の時にワシントン州スポケーン市のパシフィック柔道アカデミーでボブ・ハーダー先生の下で柔道を始めました。また後にニューヨーク州のジェイソン・モリス柔道センターでジェイソン・モリス先生の下でも訓練を受けました。
サリバン コーチは多くの全米ジュニア大会およびジュニア・オリンピック大会でメダルを獲得した後、1999年から2004年にかけて米国女子52kg級のトップ5にランクインするエリート選手になりました。主な業績には、2004年ケベック・オープン大会および同年のオンタリオ・オープン大会での金メダルが含まれます。 2000年の全米大学柔道選手権大会と2004年の全米柔道選手権大会では銀メダルを獲得しました。
サリバン コーチは、ピッツバーグ大学でスポーツ心理学の理学士号を取得した後、シャミナード大学で中等教育を専攻、教職修士号を取得しています。。現在は3人の子供のホームスクールで忙しいお母さんですが、自由時間には、読書、スキー、バスケットボールを楽しんでいます。
マシュー・オガタ コーチ
Coach Matthew Ogata
オープンマット監督
米国柔道連盟3段
マシュー・オガタ コーチは、1998年にパールシティのリーワード柔道クラブでリー・ナカモト先生の下で7歳の時に柔道のキャリアを始めました。
2009年から2010年まで東海大学柔道部で日本のトップ選手とトレーニングした後、サンノゼ州立大学柔道チームに入部し、2013年と2014年には全米大学柔道選手権大会で金メダルを獲得しました。
オガタ コーチは現在、ハワイ州教育省の教師です。学校や道場にいない時は、サーフィンをしたり、スパイクボールをしたりしています。
谷口慎太郎 コーチ
Coach Shintaro Taniguchi
オープンマット副監督
講道館3段
谷口慎太郎コーチは25年以上もの柔道歴があり、鎌塚智樹先生、斎藤昇先生、大石八郎先生、八田正朗先生などさまざまな著名な先生方の下で柔道並びにレスリングを学びました。得意技は背負い投げ、小内刈り、一本背負い投げです。
谷口先生は、ミシガン大学アナーバー校より航空宇宙工学の学士号、宇宙工学の修士号、大気・宇宙科学の修士号を取得している他、ウィスコンシン大学MBAコンソーシアムで経営管理学修士号、イリノイ大学アーバナシャンペーン校で会計学の修士号を取得しています。現在は、学校法人東海大学の在アメリカ教育機関であるハワイ東海インターナショナルカレッジの准教授で、担当教科は、数学、統計学、経済学、会計学です。
慎太郎コーチは、ハワイ大学マノア校の柔道クラブ/チームの主監督でもあります。趣味は柔道と柔道の指導、そして柔道の動画を研究することで、おそらく北米最大の柔道関連ビデオのコレクションを所有しているとのことです。
ラッセル・オガタ 先生
Sensei Russell Ogata
F.I.T. 転び方教室主任教師
米国柔道連盟3段
ラッセル緒方先生はハワイ島のパハラ本願寺柔道クラブの福永四郎師範のもとで柔道を始めました。
その後、オリンピック・ウエイトリフティングの選手となり、コロラド・スプリングスのオリンピック・トレーニング・センターでトレーニングを積みました。長男マシューが柔道を始めた1995年から、リーワード柔道クラブで柔道を教え始め、現在、3人息子全員も柔道の有段者です。
ラッセル先生は30年以上の指導経験を持つベテラン体育教師でもあります。革新的なカリキュラムと教え方で生徒のやる気を引き出すのが得意な先生としてハワイ州教育省の年間優秀体育教師に選ばれました。
余暇にはぎなたと弓道を楽しんでいるそうです。
タイラー・マツモト 先生
Sensei Tyler Matsumoto
適応柔道主任教師
米国柔道連盟初段
タイラー・マツモト先生は2009年、9歳の時にパールシティのリーワード柔道クラブでケビン・アサノ先生のもとで柔道を始めました。
柔道のキャリアを通じて、アメリカ本土で柔道の試合に出場したり、日本の道場でトレーニングを行う機会もありました。2014年の全米ジュニア大会で3位、2016年全米ジュニア大会で1位を獲得しています。
タイラー先生は現在、アイエアのABAセンターで認定行動技師として働いており、教えることと人を助けることに情熱を持っています。仕事以外の時間は、家族と過ごしたり、愛犬と遊んだり、アートを作ったりするのが好きです。